「ふるさと納税制度の改善を求める意見書案」を
提案。ご賛同頂いた無所属議員4人を代表して
提案理由を説明しましたが…
賛成少数で否決されました。「はて?」です。
川崎市の減収額は9年間累計で520億円!
川崎市への寄付額累計36億円を差し引いても484億円もの減収!!
普通交付税・交付団体には減少分の75%が補填されますが、不交付団体である川崎市や東京23区などの自治体に補填はありません!0円です。
さらに、ふるさと納税ポータルサイトの手数料や管理業務の委託料などの関係経費は
川崎市では今年度16億5,000万円の見込みに対し
関係経費8億2,000万円!
全国規模では約1兆円のふるさと納税額に対し
自治体が活用できる金額は半額の約5,000億円!!
以上の理由から「ふるさと納税制度による減収分に対し、地方交付税によらない財政措置を講ずること、および、ふるさと納税ポータルサイトの手数料負担などの関係経費を縮減し、行政サービスの維持向上に充当できるよう、適切な制度の見直しの実施を国に強く求めるもの、とし
本来の趣旨から乖離しているふるさと納税制度を改善し、全ての自治体が一定水準の行政サービスを提供できる持続可能な制度となること」を目的として意見書を提案しました。
賛成は無所属の三宅議員、飯田議員、月本議員、三浦議員、吉沢のみ。
謎ですよね〜。はて?しかありません。
意見書とは「議会が地方公共団体の機関としての意思を示すもの」です。議場で私は
「議員各位におかれましては、本意見書の趣旨をご理解頂き、意見書本来の趣旨に鑑み、
ご賛同賜りますようお願い申し上げます」と申し上げました。
何のための意見書?誰のための議会?
党利党略でも会派のメンツでもなく
シンプルに市民のためであるはず。
日々「はて?」の連続ですが
これからも言うべきことを言い
行動すべきことを行動してまいります