日々の活動

新潟市・長岡市へ

まちづくり委員会の視察で両市にお伺いしました。
新潟市は新潟駅周辺再開発事業ならびに公園里親制度について
長岡市は米百俵プレイス ミライエ長岡整備事業および長岡駅周辺の再開発について
それぞれ座学と現地でご説明を受けました。

新潟駅は日本で唯一、新幹線と在来線の「ホームが同一レベルで乗り換え」ができるそうです。
事業が進む中で、どうせなら同一レベルで!との提案から実現したとのこと。
驚きはこればかりではなく交通渋滞を緩和する連続立体交差化の進捗率は目を見張るスピード。
「連続立体交差化は目的でなく手段」とさらっと仰った職員さんの言葉に気概を感じました。

長岡市は3回に渡る災禍を乗り越えた。
不屈の精神を表わす「不死鳥」が市章とのこと。
炎上した城跡が現在の長岡駅であり、そこを起点に市役所機能を集約しつつ回遊させる。

しっかりとした都市マスターブランに乗っ取り
施設、政策を展開されていました。その一環が今回の視察場所「ミライエ」
日本初の「イノベーション地区」を創生され、若者の企業家も次々と生まれているとこのことでした。

建築を志した者として「コンセプト」は何より大切と学んできましたが
両市とも、明確なコンセプトのもとに、街と人を思う丁寧な計画があり
知恵と気概を持って実現される職員さんがいらっしゃいました。

両市ともにまちへの愛と誇りを感じました。
心より敬意を表します。

この有意義な視察を市議として一級建築士として
しっかり市政に活かしてまいります。

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