日々の活動

がんをテーマに「命を守る」第1回講演会

12月13日(土)医療ロボット・ダビンチ手術の名手、

川崎市立井田病院の外科医長である中村哲也先生をお迎えして

がんをテーマに「命を守る」第1回講演会。

沢山の方々にご参加頂き、本当に感謝です。

第一部は中村先生の講演。実際の手術映像を交えてリアルな現場のお話と、

医療ロボットダビンチの効能についてなど。

第二部は中村先生✖️がんサバイバー吉沢のパネルディスカッション

告知について、治療の選択とセカンドオピニオンについて、

診察時の医師との有効なコミュニケーションについてなど、体験上感じたテーマでディスカッション。

その後、会場の皆さまから中村先生へ熱心なご質問を頂きました。

医療ロボットダビンチの操作は高度で精緻な技術を要し、

資格を取るのは容易ではありません。 師匠は、あの王貞治さんを執刀された第一人者。

弟子である中村先生は数少ない優秀な医師です。 確かな技術と医療に対する熱意、患者に寄り添うお人柄が滲み出て、

会場は温かな雰囲気に包まれ ご参加の皆さまは、口々にかんの検診を受けますとおっしゃりながら、

中村先生の名刺も頂き、笑顔でお帰りになりました。 井田病院は川崎市のがん拠点病院であり

治療から緩和ケアまで様々な医療メニューが用意されています。

硬い岩盤の井田山の上に建つため災害にも強く、もちろん災害時の拠点病院でもあります。 何より中村先生をはじめ、私の主治医・有澤先生などなど腕の確かな医師が揃っています。

そして市民のための病院ですから安価です。 厚生労働省は井田病院を統廃合すべき病院と指定し、事実上不要というレッテルを勝手に貼りました。

本当に憤りを禁じ得ません。 この医療資源を守ってゆくには皆さまにご利用頂くことが肝心ですが、

そのためには先ず知って頂かなくてはなりません。

命を守る講座、今回は期せずして井田病院を守ることに繋がれば、

それもまた、市民の皆さんの命を守ることになると思う昨日でした。

会場をご提供頂いた丸山幼稚園さんに心より感謝いたします。 第2回は

日程は未定ですが皆さまにまたお目にかかれましたら幸いです。

がんをテーマに「命を守る」

関連記事