日々の活動

戦後80年・祖父に逢う

川崎市戦没者追悼式に遺族会役員として参列いたしました。
会場には、ふだん慰霊塔に保管されている
戦没者名簿が並べられていたので祖父の名前を探しました。
ページをめくると、名前が目に飛び込んできて
思わず「おじいちゃんだ!」と声をあげてしまいました。
文字を指で辿ると自然に涙が溢れて
写真でしか見たことのない祖父に出逢えた気がしました。
「稲田地区戦没者名簿」には
一目で地元とわかる苗字が多く記されていて
「吉澤」さんも何人もいらっしゃいました。
日本の戦没者は310万人とのことですが
こうやって一人一人の、しかも「ご近所」の方々のお名前を拝見すると
その方やご家族の人生を思わずにはいられず
言葉にならない思いが去来しました。
「この戦争さえなかったら、愛する祖国のために死ぬのではなく、
愛する人のために生きたい」
朝ドラ「あんぱん」の
戦死した千尋くんが残した言葉は
39歳で亡くなった祖父はもとより
今日拝見したみなさまの
そしてすべての戦没者のお声に他ならないと思います。
戦争ほど愚かなものはありません
平和ほど尊いものはありません
戦後80年の今日は祖父と出逢い
あらためて祖父から学ぶ日となりました。
不戦と世界恒久平和は人類が愚かさを捨て叶えなければならない
希望であり命題であると。

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