➡︎吉沢質問01
・各区の災害種類に応じたリスクを知るべき?
・複合災害に備えた複合マップを作成すべきでは?
➡危機管理監の答弁
「号外!備える。かわさき」でハザードマップを全戸配布した。複合災害に対応したマップ(吉沢提案)をウェブページで製作中。
➡︎吉沢質問02
・ハザードマップとガイドラインを持って、専門家と一緒に地域でまち歩きをして避難ルートを明確にすべきでは?
・その町の災害の歴史を収集し、今後に備えることを要請。
➡危機管理監の答弁
「地域のまち歩き」、災害地歴の収集等、関係局区と連携し、検討する。
➡︎吉沢質問03
・安全をマネージメントするガイドライン策定の見解は?
➡危機管理監の答弁
水害の避難場所・耐震化について 他都市の事例を参考に検討を進める。
➡︎吉沢質問04
・災害で一人の命も失わないためにはパーソナル防災が肝心。
➡市長の答弁
自助力に着眼した取り組みの充実により「防災から始まる、力強いまち」の実現を果たす。
特集・危機事象対策について
~「正しく畏れ、備える」危機に強い多摩区へ。川崎へ。~
➡︎吉沢アクション01
多摩区・菅稲田堤の浸水現場で被災ゴミについて区と協議。
➡撤去に至りました。
➡︎吉沢アクション02
市長に緊急要望 → 現場を歩き調査し、緊急性の高いものを要望しました。
➡1 台風の影響による災害発生の原因究明を着実に実施すること。
➡2 被災市民への速やかな復旧復興支援を進めること。
➡︎吉沢アクション03
オリジナルハザードマップを多摩区内に約13,000 部配布
➡役に立ったというお声を頂きました。
➡︎吉沢アクション01
・徹底検証「見える化」できる方法を提案
DMTCが作成している災害対応業務フレームワークを川崎市における検証シートで作成することを提案。
➡検証シート作成に活用される。
➡︎吉沢アクション02
・「災害トレーニング」で人材育成を
今般の台風対策の総括として市長は「最大の課題は職員の温度差」を挙げた。多摩区もしかり。災害時、適切な判断と対応ができる人材を育成することが急務。DMTCの「災害時に活きる人材を育成する災害トレーニング」を本市職員も受講すべきと提案。
➡ 2020 年3 月から実施 →その後、川崎市のみならず9都県市合同でも実施される。
➡︎吉沢アクション03
・「コロナ×災害」の第1回避難訓練が、中野島小学校で実現!
防災意識の高い多摩区から「川崎モデル」を全国へ!
2020 年8 月6 日DMTCも監修の「災害時の避難所運営に関する新型コロナウイルス感染症マニュアル」にもとづき実施。
➡︎吉沢アクション04
・「防災局」を要望!
これだけ危機事象が相次いでいる。危機管理室を人事権・予算権限を持つ「局」扱いに!
➡︎吉沢アクション01
災害種別の避難場所確保を
公共施設・商業施設などあらゆる可能性について、地震・風水害など災害種別での避難所確保を求める。
➡県立高校・商業施設などと協定を結ぶ働きかけを行ってゆく。災害状況に応じた避難場所については事例研究など検討を進める。
➡︎吉沢アクション01
多摩川治水対策・先ずは浚渫(しゅんせつ)を!
・最短で有効な治水対策は堆積した土砂を浚渫=土砂掘削すること。
国へ働きかけを強めるべき。
➡①令和6年度までに、河川掘削・土砂掘削で合計198万立米を確保。②小河内ダムをコントロール。① ②双方で令和元年東日本台風クラスの出水に耐えられる。
→今年はまだ土砂が溜まっている→「今年は昨年より危険」と周知を!
➡︎吉沢アクション02
・「水害リスクライン」の活用
河川の水位状況を見える化し情報提供(国交省)。7 月下旬より試行実施。これにより避難する時間を以前より確保できる。
➡︎吉沢アクション03
・五反田川放水路を活用して水を貯める!
五反田川放水路は貯留量が13 万立米。多摩川流域での貯水施設としての活用ができないか?
➡多摩川流域における流出抑制として、暫定的に貯留式で運用開始できる。
➡︎吉沢アクション04
・浸水地域(稲田堤・布田・中野島・堰地区)に寄り添い徹底した対策を!
第3 者による徹底した原因究明、短期的対策の早期実施と中長期対策の徹底、住民への十分な意見聴取。内水氾濫ハザードマップの早急な策定。宇奈根排水樋管ゲートの開閉問題などを指摘。
➡ 2020 年4 月6 日第4 回検証委員会開催 → 次回住民説明会9 月(予定)
➡︎ 吉沢アクション01
危機事象におけるトップの発信が状況を大きく左右する。リスクを明らかにするとともに可能な限りの安全を確立し、それを市民の希望として発信するよう市長に要望。
➡︎ 吉沢アクション01
・吉沢提案の「地域の危険マップ」づくりで防災訓練(2019 年11 月3 日多摩区総合防災訓練・東生田小学校にて)
➡︎これを見た小学4 年生が総合学習に取り入れる→全市的な取り組みを要望
➡︎ 吉沢アクション02
・「防災まち歩き」で実際の避難経路をシュミレーションしつつ地域の災害の歴史を知る。同時に危険マップを作成できる一石三鳥の災害対策必須メニューを是非、早急に!
➡︎実施に向けて関係各局と取り組む
➡︎ 吉沢アクション03
→ 7 月31 日総務委員会にて多摩区町会連合会からの「請願第15 号 多摩区令和元年東日本台風災害からの防災・減災対策に関する請願」が全会一致で可決。
(吉沢は請願書作成のなどをお手伝い。多摩区選出議員が超党派で支援)
➡︎多摩区からのモデル実施に向けて加速中!!
特集・危機事象対策「命のとりで・市立病院」
~コロナ対策・災害対策など~
市立3病院・川崎病院・井田病院・多摩病院とは?
※災害拠点病院とは?災害時にその地域の医療の要となる病院。神奈川県が指定。川崎市には現在6 箇所。しかし6 つのうち5 箇所が浸水想定地域にあることを吉沢が指摘。様々な改善を求めています。
➡︎ 吉沢質問01
・井田病院は高台にあり水害に強い。災害拠点病院の諸条件はクリアしている。風水害に弱い川崎市の災害拠点病院に早急に指定するよう県に働きかけるべき!
➡︎健康福祉局の答弁
災害ごとに優位性を発揮する病院の立地条件等は違う。新たな災害拠点病院の指定について、指定権限を有する。神奈川県と協議を進める。
その後→吉沢の発案で、健康福祉委員会から「市立井田病院の災害拠点病院への早急な指定を求める意見書」を本会議に提出→全会一致で可決され、神奈川県に提出。→指定される見通し。
➡︎吉沢質問01
・多摩病院も浸水想定地域内にある。水害対策は?
➡病院局の答弁
非常用発電機に燃料を送るポンプを耐水性の高いものに変え、制御盤を3階に移すための設計を進めており、令和3年度に改修工事を実施する。水害に備えたタイムラインや防災計画の見直しを進める。
➡︎吉沢質問01
多摩病院の課題と今後について
川崎市初の「病院の指定管理」から14 年。指定期間30 年の折り返しを迎えた。現在までの良い点・悪い点、総括と今後は?
➡病院局の答弁
良い点→①北部地域における救急医療の充実②地域の医療機関との連携強化③指定管理者の聖マリアンナ医科大学附属病院が近くにあり、危機事象における医療のすみ分け、連携がしやすい。
悪い点→①職員の接遇②診療の案内や説明情報の不適切などに電話・手紙での御意見・苦情がある。課題を共有し、患者サービス向上に努めるよう指導する。多摩病院の今後について、指定管理者制度を導入している他の病院の指定期間終了に向けた取組状況等を調査する。
→経営形態を含め徹底した調査を要望。敷地が狭く、改築や災害対策も困難。知恵を絞って課
題解決を全力でと指摘。
➡︎吉沢質問02
患者満足度調査による経営改善を
・評価が低いのが「入院時の食事」。多摩病院では満足度50.3%。改善すべきだが?
➡病院局の答弁
食材や献立の見直しなど改善に努めた結果、川崎病院・井田病院で満足度が改善。市立3病院間で情報共有しながら、患者満足度の向上に努める。
・評価が高いのが「医師・看護師」。ダ・ビンチ(手術支援ロボット)を使いこなせる数少ない名医など、市立病院にはかなりの名医がいる。セールスポイントである医師を可能な限り広報すべきだが?
➡病院局の答弁医師による市民公開講座の動画による配信を開始。ホームページや動画配信等も積極的に活用しながら広報に努める。
➡︎吉沢質問03
井田病院の可能性について
・コロナ後も感染症は人類が向き合わざるを得ない大きな課題。感染症対策病院としての可能性は?
➡病院局の答弁
結核病床40 床は現在コロナ専用病棟として一時的に運用中。今後、感染症対策における国や県の動向を注視したい。
・「在宅療養後方支援病院」として、緩和ケア病床を持ち、ターミナルケア、終末期医療などのノウハウを蓄積している。今後もニーズが拡大される分野。市民への安定した医療提供を要望。
➡︎吉沢質問01
実現すれば日本初。全病棟をビジネスホテル並みのWi-Fi 環境に!
その後➡多摩病院:3 月に全室Wi-Fi 整備完了。川崎病院:コロナ病棟整備整。他も拡大予定。
井田病院:整形外科・コロナ・緩和ケア病棟は整備済。拡大検討中
➡︎吉沢質問02
コロナ病棟へ清掃員を!就労支援と一石二鳥で。看護師が清掃を担っている。雇い止めなど市民の現場も経済的にひっ迫しているので就労支援としてのマッチングや異業種連携を図るべき!
➡病院局長の答弁
対応可能な市内の団体と調整中。マッチングも検討する。
その後→多摩病院:3 月から清掃業者が入る。川崎病院:一部補助あり。拡充検討。
井田病院:検討中
➡︎吉沢質問03
看護師さんに休暇を!
複数の病院で連携、順番に休暇を取ることを提案。さらに休床補償も活用すれば可能になる!
➡健康福祉局長の答弁
特定の病院に負担がかからないよう、市内医療機関で役割分担し、国の休床補償の活用も呼びかけ、コロナ治療に関わる医療従事者等の勤務環境や福利厚生の改善向上に取組む。
➡︎吉沢質問04
応援をかたちに!
「応援は力になる」とのこと。横断幕・バナーフラッグなどを主要駅に展開してはどうか?
医療従事者への感謝と市民の感染対策への意識啓発にもなる?
➡健康福祉局長の答弁
関係局と連携して検討したい。
➡︎吉沢質問01
・南部医療圏の3 病院は全て浸水想定地域内というハイリスクな状況。各医療機関が出来る事、出来ない事をはっきりさせ、その上で分担と連携を考え、早急な災害時の医療体制の抜本的な見直しが急務と指摘!
・コロナ下で、公立病院の重要性は再認識されたが、同時に今後さらに厳しい経営が予測される。強みを徹底して活かし、それを広め「選んでもらう」ことで経営改善につなげるべきと指摘。
・事務部門の不祥事も相次いでいる。病院は命を預ける場所。最後のとりでとしてふさわしい人であり施設であることを再度、 肝に銘じ最善を尽くしていただきたい、と病院局長へ要望。
コロナ下では医療従事者も病床も全く余裕がなく、ここで災害が起きたら、災害時医療派遣チームD- MATは全国的に組織できない。川崎市もしかり。この事実に気付いたので、次回の議会で質問・議論してゆきます。
➡︎吉沢質問01
現在の職員数は1398 人、欠員が26 人という現状。有事が常態化している昨今、危機事象対応力として職員定数を増やすべき!
その後→ 令和3 年度から定数が増える! 9 人を増員する。職員定数条例改正の議案が出ました!
➡︎吉沢質問01
全国における2020 年8月の自殺者は、前年同月に比べ15.3%増加。SNSのチャットで24時間365 日相談可能な「あなたのいばしょ」との連携を!
➡健康福祉局の答弁
相談者の希望する方法が選択できるよう「あなたのいばしょ」も含め、厚生労働省支援情報検索サイトとホームページをリンクさせる。
川崎市の広報について
災害時の広報が伝わらない、ワクチン予約がパンク、ホームページが分かりにくい
川崎市の広報、ちゃんとしよう! ということで徹底調査からの提案!
➡︎吉沢質問01
災害時の市民への広報がわかりにくく改善すべきと指摘。令和元年東日本台風の反省から改善されたものは?
➡危機管理監の答弁
雨雲レーダー、大雨警報危険度分布などの気象情報や河川カメラなどの情報をハザードマップ上に重ねて表示できるようにした。情報発信を改善(表紙の特集記事をご覧ください!)
→ 長年要望してきた「重ねるハザードマップ」とともに、情報の可視化、迅速性が実現されている。反省点が活かされた好例。
➡︎吉沢質問02
コロナ対策において、ワクチン接種予約でパンク・刻々と変わる情報が的確に届かず市民の混乱を招いた。第1波の時点で、次に備えよと指摘したが活かされたのか?現時点での総括と今後の改善は?
➡健康福祉局長の答弁
コールセンターではオペレーターの増員、受付時間の延長、フリーダイヤル化などの改善。広報は市政だより、ホームページ、SNS、動画などにより積極的に情報提供。今後も受け手を意識しわかりやすい発信に努める。
➡︎第1 波における反省は活かし切れず、準備不足を指摘せざるを得ない。予測は常に厳しく見るべき。猛省し修正を
➡︎吉沢質問01
「伝えたい人に届く広報」が実現されていない。吉沢の調査では、市民の声が十分に活かされていない。
↓吉沢の提案
①過去の経験・反省・データを活かす仕組みづくり
②過去の資産を活かしつつ、市民からの声を拾う仕組みづくり
③フロー型(迅速性)・ストック型(正確性)・個別対応(検索しやすさ・わかりやすさ)を万遍なく行う広報戦略への転換が必須。見解は?
➡総務企画局長の答弁
様々なツールを駆使し、貴重な意見を活かすことが必要。仕組みづくりと職員の研修を強化し、全庁的な底上げを図る。
➡課題認識がまだまだ甘い。以下を要望。
①広報の肝は「早く・正確に・わかりやすく」②広報戦略の市のコンセプトを明快に。③多世代・多様な市民から広く意見を。ワークショップの開催。④断捨離するには先ず、全てを詳らかに。12 月議会までに各局・区の苦情・意見情報を集約して分析を。
➡︎吉沢質問02
ホームページのサーバー(インターネット配信するコンピューター)のリース(委託金額:年間3千万円以上)が2年後に契約終了。それまでに効果測定・市民意見の集約・広報におけるビジョンを示し、相応しい事業者を選択すべき。見解は?
➡︎総務企画局長の答弁
利用状況や改善点を把握するための市民意見収集を行う。より使いやすく、市のデジタル広報の中核となるよう設計する。
ゲスト:飯塚豊さん:川崎市危機管理監
鈴木光さん:「 my 減災マップ」の考案者・減災ラボ
多摩区の災害特性は平野部の水害(洪水・内水氾濫)と丘陵部の土砂災害に二分されます。例えば生田の山はお水山と呼ばれており多摩区の丘陵は含水率が高いことがうかがわれます。堰・宿河原・中野島・稲田堤などは川由来の地名。名は体を表すごとく地名や昔からの呼称はリスクも教えてくれます。またコロナ蔓延下では避難所への集中を避ける分散避難が求められます。このような解説も含め、川崎市・多摩区の防災・減災を学び、より良く難を避けて頂くために動画を作成・配信いたしました。
①ハザードマップ編② my 減災マップ編③安全な避難編の3部作です。是非、YouTube「あっこチャンネル」からご覧ください。
※ my 減災マップとは? 紙やシールを使い一人一人が手作りで「重ねるハザードマップ」を体感できる優れものです。3 月議会で取り上げ、推進することに。学校・自治会などでワークショップを開催、子どもから大人まで楽しく減災を学んでいます。ご興味のある方は吉沢事務所までご連絡ください。
令和2 年12 月議会で質問した、コロナで面会できないなど必要性の高まる病院のWi-Fi 完備について、・多摩病院が全館整備を決定! 11 月中の完成に向けて現在工事中です。川崎病院は10 月中に産科病棟の工事終了、井田病院も病棟7 階の工事終了。市立3 病院すべての全館Wi-Fi の実現に取組みます!
➡︎吉沢質問
多摩区の災害リスクとして以前から指摘している内水氾濫。求めてきた内水ハザードマップがこのほど完成・公表されました。多摩川の水害リスクとあわせてチェックし、備えの一助としてお使い下さい。
・全戸配布は、6 月の「かわさきの上下水道」に掲載して配布予定。
・印刷版は、区役所:行政情報コーナー・危機管理担当・道路公園センターで入手可能。
・電子版は、上下水道局ウエブサイトからダウンロード
https://www.city.kawasaki.jp/800/page/0000125074.html
➡︎吉沢質問
5 万人が働く港湾エリア。東扇島から内陸へは海底トンネル1 本。災害時、避難車両が集中渋滞しているところに津波が来る最悪の事態が想定される。トンネル自体に支障が生じる可能性も。地震時の通行止めの判断、海路など複数避難路の確保は必須。港湾関係者と避難計画を練り直し日常的な訓練も迅速に実施を!
➡︎港湾局の答弁
地震時、川崎港海底トンネルには東扇島の通行車両、首都高閉鎖による迂回車両が集中する渋滞が予測される。津波の規模によっては海水の侵入も。冠水時の二次災害防止のため進入抑止策を講じ、関係各所と共有・連絡体制の強化に取組む。複数避難路の確保、海上輸送ルート体制の拡充など関係者とともに臨海部の防災強化に努める。
※港湾局へは他に、計画策定から11 年が経過した川崎港千鳥町再編整備計画について
総括・見直し・第2 期計画の策定を提案。運営協議会とともに進めるとの答弁。